広大な敷地や大容量の収納があるわけでもないのに、
なんとなく数十年生きているままに溜まっていった種々雑多なモノモノ……
社会人になってから数回、
引越しのたびに
「なぜ本棚から段ボールに詰めていくと本は増えるのか(増えてない)」
「なぜ食器棚から段ボールに詰めていくと食器は増えるのか(増えてない)」
「なぜ趣味の資材ケース数が増えているのか(これは増えてる)」
などの疑問を己に投げかけて参りました。
基本的に、モノに対して、
いつか役に立つかも使うかもという希望的観測を抱きがち。
その割に整理整頓が下手というか、
物の増え方に対して、系統立てて陳列する力が激弱。
掃除自体はできるとしても、モノが多いと効果薄。
ミニマリストにはなれないけれど、コレクターにも向いてない。
……そんな自己分析まではしていたものの、
じゃあどうするかという行動は起こさずに生きて参りました。
が、
私も老後の想像がうっすら現実味を帯びる年にもなってきたので、
一念発起して、捨て活を始めることにしました。
差し当たっては、
「我が家にはそもそも滅多にお客は来ない!ましてや泊まり客など来ない!」
という判断から、
予備の布団一式や食器を手放したりしております。
判断のとっかかりができると、行動するのも楽ですね。
趣味関連を精査するのは一番後回しになるんだろうなと予測もしつつ、
多趣味で飽き性な人間なりの身軽さを追究する2022年の春です。