本当は納税の話とか価格改定の話とか、
ここ最近勉強したり考えたりしていることの話題があったのですが、
今回はひとまず後回しにして。
パンデミックに引き続き、
21世紀にもなって起こり得るとは思いたくなかった侵略戦争が始まってしまいました。
専門家でもないので偉そうに自論を展開することはできませんが
(そんな輩がワイドショーやYouTubeでのさばってるのは何なんだという怒りはあります)
戦争という、異なる歴史や文化を持つものを暴力で否定する行為には断固反対します。
聞けば言論統制が敷かれているロシア本国でも、危険を賭してでも戦争反対の抗議行動が起こっているとか。
またウクライナの日本大使館が出した声明では、ロシアという国ではなく、現指導者と軍を名指しで非難しています。
目の前に危機がある状況においても、
大事なことは何で、責めるべき相手が誰なのかを冷静に見極める理性には敬意を抱きます。
お恥ずかしながら若い頃は、
「戦争反対」や「平和が一番」といったフレーズが
上辺だけの綺麗事に思えていました。
でもそうではなく、そうした綺麗事や建前は、
それぞれが抱える歴史的背景や経済的損益の危ういバランスを、
今後もなんとか保っていくための不断の努力の上にしか成立しないのだ、と
今では強く思います。
ただ、今回のことに限らず、
辛いニュースに触れ続けてしまうと
無力感で際限なく落ち込む危険性があるので、
目を逸らすのではなく、自分の意志で目を休めることも忘れずに。
自分がスッキリするための「分かりやすい」極論に流されずにできるだけ誠実に背景を学ぼうとすること、
営利目的ではない真摯な人命保護活動団体に、できる範囲で協力すること。
綺麗事を大事だと言い続けられるようにしていきたいです。